新潟でしか飲めない個性爆発!ご当地コーラ・サイダー探訪
新潟といえば米どころ!日本酒のイメージが強いですが、実は個性豊かなご当地コーラ・サイダーもたくさんあるんです!
今回は、実際に私が新潟で見つけたユニークなコーラ・サイダーをレビューしていきます。
新潟ご当地コーラ・サイダー探訪!カニコーラ・ブルーコーラ
コカ・コーラ ご当地デザインボトル
まずは定番中の定番、コカ・コーラのご当地デザインボトルから。
新潟限定のデザインは、萬代橋と新潟芸妓、柳が描かれたレトロな雰囲気。福島にいたときも「会津若松」デザインを購入しましたが、旅の思い出を彩るのにぴったりですね。
カニコーラ(蟹甲羅)糸魚川市
糸魚川市にある拓洋水産工業株式会社から発売されている「カニ・コーラ」は、なんとカニ風味のコーラ!
日本海産のベニズワイガニのだしパウダーを使用しており、ほんのりカニの風味が感じられます。
ダジャレの効いたネーミングもユニークで、お土産に最適です。
ブルーコーラ(ノウカコーラ)南魚沼市
南魚沼市の鈴木農場で販売されている「ノウカコーラ」は、鮮やかなブルー色が目を引くコーラです。
ブルーの色に憧れてコーラを飲みに行きました。
レルヒさんのサイダー(元祖スキーサイダー)上越市
私はレルヒさんの大ファンなので、彼のイラストが描かれた商品を見つけたら即買い。
「元祖スキーサイダー」を見つけたときもお迷わず購入しました。
ブルーの瓶も涼しげで、夏にぴったりです。
味は炭酸強めのシュワシュワ系で、なぜかレルヒさん温泉入浴ヴァージョンです。ユニークなデザインに惹かれますね。
ちょっぴり異端なゆるキャラ・レルヒさん
新潟県を代表するゆるキャラ「レルヒさん」
愛らしい見た目とユーモラスな言動で、県内外から多くの人々に親しまれています。しかし、その誕生には、新潟県のスキー場を救いたいという熱い想いが込められていたのです。
スキー場の危機とゆるキャラブーム
2000年代初頭、新潟県のスキー場は景気低迷とレジャーの多様化の影響を受け、利用減少の一途を辿っていました。
そこで新潟県は、2011年に訪れる「日本スキー発祥100周年」を機に、スキー場の活気を取り戻すための観光キャンペーンを企画しました。
単なるロゴマークやキャッチフレーズでは埋もれてしまう可能性が高い。そこで担当者は全国的にブームとなっていた「ゆるキャラ」に着目。
愛らしいキャラクターが人々の心を掴み、観光客を呼び込む力を持っていることに期待を寄せたのです。
他のゆるキャラとは一線を画す、ちょっぴり異端な存在レルヒさん
多くのゆるキャラが丸くて可愛らしいデザインを採用する中、「レルヒさん」はちょっぴり異端な存在です。
モチーフとなったのは、1911年に日本で初めてスキーを指導したオーストリア軍人テオドール・フォン・レルヒ少佐。凛々しい顔つきとたくましい体格は、まさに「元祖スキー漢」の名にふさわしい風貌です。
この個性的なデザインは、当時の担当者の意図によるもので「変わっても面白がってもらえるもの、愛着のわくものにしたい」という想いが込められており、結果的に大成功を収めました。
レルヒさんの誕生秘話は、単なるゆるキャラの誕生物語ではありません。地域活性化への熱い想い、そしてユーモアと独創性が生み出す奇跡の物語と言えるでしょう。
新潟の雪と伝説が織りなす爽快な大人の味わい・雪男サイダー・南魚沼市
新潟県魚沼地方の澄んだ空気と雪解け水、そして300年以上の歴史を持つ青木酒造の伝統を受け継いで生み出されたのが、雪男サイダーです。
北越雪譜に描かれた伝説の異獣「雪男」をモチーフとしたポップなパッケージは、見る者を惹きつけずにはおきません。
甘さ控えめ爽快な炭酸
鶴齢の仕込水を使用した雪男サイダーは、甘さ控えめで上品な味わいです。強めの炭酸が心地よい刺激を与え、暑い夏でも爽快に楽しむことができます。
ノンアルコールで幅広い層に愛される
ノンアルコールなので、お酒が苦手な方やお子様も安心して飲むことができます。そのまま飲んでももちろん、鶴齢のお酒で割れば、大人のための特別な味わいを楽しむこともできます。
雪国が生んだ銘酒「鶴齢」
雪男サイダーを製造する青木酒造は、新潟県魚沼地方に位置する老舗酒造です。
雪国ならではの恵みと、越後杜氏の伝統の技によって生み出される酒は、淡麗辛口が多い新潟の酒の中でも、酒米本来の旨みを残した「淡麗旨口」として高い評価を得ています。
雪男サイダーで新潟の夏を満喫
雪男サイダーは、新潟の自然と歴史、そして伝統が織りなす特別なサイダーです。
新潟を訪れた際には、ぜひ雪男サイダーを味わってみてはいかがでしょうか?きっと、忘れられない夏の思い出となるでしょう。