夫、高速でタイヤのバーストを経験しています。大きな事故にならずに落ち着いて対処できたので良かったです。
バーストってパンクのことだよね?
違うよ!
バーストは走行中に突然タイヤが破裂!パンクは徐々にタイヤの空気圧が下がり、空気が減少することだよ。
万が一、走行中にタイヤのバーストが起きると、ハンドルが取られるなど車のコントロールが効かなくなってしまいます。それにより、車が意図しない動きをして周囲を巻き込んだ大事故に発展する可能性もあり、非常に危険です。
日頃からタイヤのチェックを忘れずに!
タイヤのバースト原因は?
道路の温度計が、連日30度超え。
暑いね〜。梅雨に入ったばっかりなのに30度だよ〜。梅雨明けしたら、40度とかになったりして(笑)なんて、助手席でつぶやいた私。
40度超えたら、絶対、車は運転しない!
タイヤ溶ける?
120℃を超えるとゴムが溶け出すらしいです
夏のJAF出勤理由の上位が「タイヤのバースト」
アスファルトの温度が60℃を超える真夏日。
タイヤが劣化していたり、適正な空気圧でない場合、バーストする危険性があります。
JAFがまとめた2019年度のロードサービス出動理由は
- 一般道
1位:過放電バッテリー
2位:タイヤのパンク・バースト・エアー不足
3位:キー閉じ込み - 高速道路
1位:タイヤのパンク・バースト・エアー不足
2位:燃料切れ
3位:事故
バーストの原因は?
タイヤがバーストしてしまう原因にはさまざまなものがありますが、基本的に以下の3つが考えられます。
- タイヤの空気圧低下
気温が高いときには空気が膨張するため、暑い日にタイヤの空気圧が高いまま高速走行すると、地面との摩擦熱が内部に伝わりやすくなりバーストを引き起こすことがあります。 - 過積載
過積載になるとタイヤに負荷がかかり、重さでタイヤが変形してしまい、この状態で走行し続けると、タイヤに熱が溜まってコードが破損し、バーストを引き起こすことがあります。 - タイヤの劣化
ヒビ割れが発生した状態で走行を続けると、隙間から水や埃が侵入してタイヤ内部で使われているスチールワイヤーが錆び、タイヤの強度が下がります。その弱った部分に走行負荷が加わると、たわみが生じてバーストを引き起こしてしまうのです。
うちのMINI君のタイヤ
届いたとき、こんなタイヤ状態でした!
大慌てで、タイヤを買いました!!!
タイヤのバーストを防ぐには?
タイヤのバーストは、「空気圧」と「保管やメンテナンス方法」に気をつけることで予防できます。
空気圧
タイヤの空気圧を常に適正値に保つ必要があります。ただし、タイヤの空気圧は車種によって既定値が異なります。空気圧の既定値は運転席のドア開口部等に記されていますので、必ず確認しておきましょう。
我が家のMINI君
タイヤの保管、メンテナンス
タイヤは紫外線や熱、タイヤワックスなどの薬品類によって劣化し、ヒビ割れなどが発生します。経年劣化は仕方ありませんが、直射日光の当たる場所を避ける、タイヤワックスを付着したままにしない、といったことでも多少は劣化のスピードを抑えることができます。
タイヤを保管する場所ないから、万年冬タイヤ(よい子は真似しないでね)
1〜2年で、激安タイヤを買い換えする。
夏日は走らない(ドヤ)
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タイヤがバーストしたら?
夫がバーストしたとき、炎が見えた(爆笑)って言ってた。
ホント、事故にならなくて良かった。
タイヤがバーストしたときには、焦らずに落ち着いて車の操作をするのが大切です。
バーストすると車を思うようにコントロールできなくなりますが、焦って急ハンドルや急ブレーキをすると、二次被害のリスクが高まってしまいます。
前方の障害物を避けるために慌ててハンドルを切ると、タイヤのグリップが復活したとき、予想外の方向へ車が進んでしまうこともあり非常に危険です。また「車を止めなくては!」と思い、後続車の存在を確認せずに急ブレーキを踏むと、追突事故にもつながることもあります。
走行中にタイヤがバーストしてしまったら
- 急ハンドルや急ブレーキをせずに、
- ハンドルを持ったまま徐々にスピードを落として
- 安全な路肩で停車させてください。
高速道路で車を停止させる場合は、他の車に気が付いてもらえるように、停止表示板を忘れずに設置して安全確保するようにしましょう。
停止表示板をもっていなかったから、発煙筒を焚いたけど、罰金取られた(怒)
いやいや、停止表示板もってなかったんだから、しょうが無いでしょうが!
停止表示板を探す
いくら短距離であっても、「もう少し行けばガソリンスタンドがあるから……」などと、走り続けるのは危険です。バーストした状態ではスピードが出づらいうえに、ハンドルが取られて思ったように車を操縦できないため、事故の危険性が高まります。
タイヤがバーストしたときには、必ずスペアタイヤに交換するかロードサービスに頼んで運んでもらうようにしましょう。
日々の点検をしっかり行って、楽しくドライブしましょ♪
タイヤは、運転する人や同乗する人の命を守る、車のなかでも特に大切な部品です。
そのため、タイヤの空気圧は適正か、タイヤにキズやヒビ割れがないか、日頃からしっかりと点検しておく必要があります。
また、万が一タイヤがバーストしてしまったとしても、慌てずに対処しましょう。冷静にハンドルを持ったまま、徐々にスピードを落として安全な路肩へ停車させることが大切です。
日常の点検をしっかりとおこなっていれば、タイヤバーストは未然に防ぐことができます。
洗車のときなどには、同時にタイヤの状態をチェックすることを忘れないようにしましょう。