雪国津南の甘くてやわらかな新緑の味わいを満喫しよう！アスパラフェア(新潟県津南町)

スーパーに新潟県産のアスパラガスが並び始めました。その中でも特に有名なのが津南産のアスパラガスです。

ある日、「じょんのび」の館内放送で、津南のアスパラガスを販売するとの情報が流れました。「津南のアスパラって有名なの？」なんてのんびりと見に行ったら……すでに、売り切れ！
マジか！！！

くつろいでいた人たちが、ドドド！って買いにいったので、流れに乗らなきゃダメだったらしいです。

新潟県のアスパラガス – 5月が旬の美味しさと効能

新潟産アスパラの特徴

新潟県で収穫されるアスパラガスは、春の代表的な野菜です。
前年の夏の間に豊富な養分を蓄えた株から、春の訪れとともに芽吹く若芽が収穫されます。

新潟のアスパラガスは、雪解けの水分や5月の豊かな日照によって育まれ、その特徴は軟らかくて甘みがあり、常に新鮮さを保っています。

主な産地の紹介

新潟県では主に十日町市、津南町、新発田市でアスパラガスが生産・出荷されています。
出荷は4月から6月が主力ですが、一部の産地では冬期に温室内で栽培され、秋まで長期間収穫されています。

収穫の様子

アスパラガスの栽培方法は、小雪地帯では2月から3月頃に種をまき、80日～90日間育苗した後、5月から6月に植え付けられます。一度植え付けると同じ畑で10年以上の栽培が可能です。収穫は植え付けの翌年から始まり、本格的な収量は3年目から増えてきます。早くも4月中旬から収穫が始まり、若い茎が地上部に約30cm伸びた段階でカマなどを使って行われます。

近年、新潟県では5月から6月の収穫に加えて、夏から秋にかけても長期間収穫される作型が増えています。
夏から秋に収穫されるアスパラガスは、1m前後に茂った株の若い茎が収穫されます。

アスパラガスの効能

グリーンアスパラガスは緑黄色野菜に分類され、ビタミンA、B、鉄、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。また、特有のほろ苦い味は、アスパラギン酸という成分によるものです。このアスパラギン酸は、疲労に対する抵抗力を高めるとされており、新陳代謝を促進する効果もあります。アスパラギン酸はアスパラガスから発見されたことに由来しており、その働きは健康にとって非常に有益です。

アスパラガスにはさまざまな効能があります。まず、抗酸化作用によって細胞の老化を遅らせる効果があります。また、消化器官の働きを促進し、便秘の改善や胃腸の健康維持にも役立ちます。さらに、利尿作用があり、体内の余分な水分や毒素を排出するのに効果的です。

アスパラガスには血液を浄化する効果もあります。血液中の悪玉コレステロールを減少させるとともに、血管の健康を促進します。これにより、心臓病や動脈硬化の予防に寄与します。

さらに、アスパラガスには抗炎症作用もあります。炎症は様々な疾患の原因となりますが、アスパラガスに含まれるフィトケミカルや抗酸化物質は、炎症を抑え、免疫系の健康をサポートします。

アスパラガスは低カロリーでありながら、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。食物繊維は満腹感をもたらし、消化を促進して代謝を活性化させます。

また、アスパラガスにはビタミンKが含まれており、骨の健康をサポートする効果があります。骨密度の低下や骨折リスクの低減に寄与し、骨の健康を保つために欠かせない栄養素です。

これらの効能を享受するためには、新鮮なアスパラガスを選ぶことが重要です。春の季節には特に旬を迎え、その美味しさと栄養価は最高潮に達します。

雪国津南町「つなんアスパラガスフェア2023」開催中！

甘くてやわらかなアスパラガス

津南町、日本一の豪雪地帯。長い冬が終わり、新緑がまぶしい季節になりました。そして今年も、あまーいアスパラガスの出荷が始まりました。

津南町はまだまだ春の寒暖差があります。日中は気温が上がりますが、夜から朝にかけては肌寒さを感じます。そんな気候の中、雪解け水が豊かにしみこんだ大地から、力強く空に伸びるアスパラガスは、根元まで柔らかくて甘く、みずみずしい特徴を持っています。

現在、津南町では「つなんアスパラガスフェア2023」が開催中です。町中の直売所では、朝採りのアスパラガスが並び、中には数量限定の極太アスパラガスもご用意しています。また、町内の飲食店では、フェア期間中には特別なアスパラガスメニューが提供されます。

新緑のドライブがてら、ぜひ津南町へ足を運んで、美味しいアスパラガスを買いに行ってみましょう！くわしくは＞＞こちら＜＜