雪国・越後湯沢は、豊かな自然と温泉が魅力的な観光地です。スキーやグルメだけでなく、歴史ある温泉街も楽しめます。
今回は、越後湯沢でおすすめの 日帰り温泉施設5選 と、文豪ゆかりの地 をご紹介します。
新潟県越後湯沢の温泉
越後湯沢温泉は、平安末期に発見され約900年以上の歴史を持つ温泉地です。
湯量豊富で、泉質は弱アルカリ性や単純温泉、硫黄泉、塩化物泉など泉質が異なる温泉があります。貝掛温泉はナトリウム・カルシウム塩化物で、苗場は硫酸塩温泉です。
単純温泉は、肌に優しく美肌効果があるとされています。
越後湯沢温泉には、数多くの温泉宿や日帰り温泉施設があり、温泉宿では越後湯沢の豊かな自然を眺めながら、ゆったりと温泉を堪能できます。
そしてスキーリゾートとしても有名で、苗場スキー場や湯沢高原スキー場など、数多くのスキー場があり、スキーやスノーボードを楽しんだ後は、ゆったりと温泉に入って疲れを癒すことができます。
グルメも楽しめ、へぎそばやきのこ料理など、新潟県の郷土料理を味わうことができ、地酒や笹団子などの名産品も人気です。
越後湯沢温泉へのアクセスは、駅を出ればすぐに温泉街ということもあり、利便性も良く観光客にも人気のスポットです。
電車
- 上越新幹線で東京駅から約1時間30分、越後湯沢駅まで。
- 上越線で越後湯沢駅まで。
車
- 関越自動車道で湯沢ICまで。
越後湯沢温泉の見どころ
- 温泉街の奥には、自然豊かな「湯沢高原」が広がっています。
- 越後湯沢温泉のシンボルである「湯沢高原ロープウェイ」からは、越後湯沢の街並みや山々の壮大な景色を眺めることができます。
- 駅には、お土産屋さんや飲食店が並ぶ「がんぎどおり」があります。
越後湯沢温泉は何度訪れても楽しめる観光地ですので、ぜひ、越後湯沢温泉で温泉旅を楽しんでください。
越後湯沢日帰り温泉施設5選と文豪ゆかりの地
越後湯沢ゆかりの文豪といえば、小説「雪国」を書いた川端康成で、越後湯沢には文豪ゆかりの地や関連施設がいくつかあります。
文豪ゆかりの地
- 湯沢町 歴史民俗資料館 雪国館
湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」は、新潟県南魚沼郡湯沢町にある博物館施設です。
ここでは「雪国」湯沢の暮らしぶりや歴史を中心に展示されており、川端康成の小説「雪国」の世界についても様々な展示で紹介されています。
小説を読む以上に、心に深く迫ってくる日本画「雪国」がここで体験できることでしょう。
所在地: 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢354-1
開館時間: 月曜日から日曜日まで、09:00から17:00まで
- 雪国の碑
主水公園内にある雪国の碑は、小説「雪国」の著者川端康成の自筆を刻んでいる碑で「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった夜の底が白くなった」と刻まれています。
- 毛渡沢橋梁
毛渡沢橋梁は、「トンネルを抜けると雪国だった」のトンネルが毛渡沢橋梁です。
日帰り温泉施設
- 駒子の湯
駒子の湯は、越後湯沢駅から徒歩20分のところにある日帰り温泉施設です。源泉かけ流しの温泉を内湯で楽しむことができます。
- 神泉の湯
神泉の湯は、越後湯沢駅から車で5分のところにある日帰り温泉施設で、湯沢エリアで1位と言われるアルカリ性単純温泉で、pH8.9の飲泉もできる貴重な温泉です。
- 酒風呂 湯の沢
酒風呂 湯の沢は、越後湯沢駅にある日帰り温泉施設です。天然温泉に日本酒を入れたお湯でぽかぽかと温まります。
- 和みのお宿 滝乃湯
和みのお宿 滝乃湯は、越後湯沢駅から車で10分のところにある温泉旅館です。日帰り入浴も可能で、源泉かけ流しの温泉を、露天風呂や内湯で楽しむことができます。
- 土樽共同浴場 岩の湯
土樽共同浴場 岩の湯は、新潟県南魚沼郡湯沢町土樽にある共同浴場です。
土樽共同浴場 岩の湯は、湯沢フィッシングパークのすぐ近く。自然で遊んだ後やスキー帰りに体を癒すのに訪れやすい場所にあります。
土樽共同浴場 岩の湯は、地元の人々に愛される共同浴場ですので、気軽に温泉を楽しみたい方におすすめです。
文豪ゆかりの宿「高半」
高半は多くの文豪に愛された宿として知られています。
- 温泉
湯沢町の他の源泉と異なる高半の湯は、加水や温度調整をせず源泉そのままで浴槽に注がれ、900年経った今も、その状態が変わらずに絶えず湧き続けてます。
- 美食
高半では、新潟の旬の食材を使った料理を味わうことができます。特に、魚沼産コシヒカリを使ったご飯は絶品です。
文豪ゆかりのエピソード
川端康成は、高半に滞在中に小説「雪国」を執筆しました。
まとめ
越後湯沢には川端康成が書いた小説「雪国」ゆかりの地。
豊かな自然と温泉が魅力的な観光地「越後湯沢」はスキーやグルメだけでなく、歴史ある温泉街もあり、魅力的な日帰り温泉もあります。
ぜひ、越後湯沢を訪れて、文豪たちの足跡を辿り、温泉を満喫してみてはいかがでしょうか。